小学生の登下校の暑さ対策、何をしてあげたら良い?
役に立つグッズがあったら知りたいな。
子どもたちの登下校は、重いランドセルを背負って暑い中歩くので、とても大変ですよね。
出来ることなら、エアコンのきいた車で送ってあげたいのが親心。
しかし実際はなかなかそうもいかず…
ということで、子どもたちが少しでも安全に登下校できるよう、夏の酷暑の中で登下校する子どもたちへの暑さ対策やお役立ちアイテムを紹介します。
contents
【小学生の登下校】暑さ対策に有効なグッズ5選
それではさっそく、小学生の登下校に役立つ暑さ対策グッズを紹介しますね。
ひんやりタオル
軽くて簡単に使える「ひんやりタオル」がおすすめです。
水で濡らして振るとすぐ冷たくなる「瞬間冷却タイプ」とタオル自体が冷たい「接触冷感タイプ」がありますよ。
瞬間冷却タイプは、水で濡らしてから軽く振るとあっという間にひーんやり。
「首周りを冷やすと、効率良く体温を下げることができるのは本当なんだ!」と実感しました。
しかも、ぬるくなったらまた濡らして振れば、ひんやりがすぐに復活します。
ケース付きのものを選べば、保管も簡単。
ランドセルも濡らしません♪
「接触冷感タイプ」は、濡らすなどの手間がないので楽ちんです。
ですが、すごくひんやりするのではなくその場所の温度に左右されるものなので、炎天下で使う場合は効果はあまり発揮しません。
どちらかというと、外で使うというよりは、エアコンの効いた室内での利用が効果を発揮します。
ネッククーラー(リング)
ネッククーラーは、首に装着するだけで涼しくなるアイテムです。
先に紹介したタオルと同じように首の太い血管を冷却するので、簡単にクールダウンできます。
今年は子供向けのかわいい色や、模様、そしてキャラクターのイラストが書いてあるものなど、バリエーションが増えています。
おしゃれアイテムとしても注目ですね。
こちらはひんやり感が30分程度持続するので、登下校の時間中は首元を冷やしてくれます。
すごく冷たいというよりは、じんわりと冷たいのが続く感じです。
何より便利な点は、学校にいる間凍結して、下校時にまた使えるようになっていることです。
首に接触して使うので、ジャストサイズを選びましょう。
日除け付き帽子
帽子は日差しの強い夏の必須アイテムですよね。
保育園では、必ず首の後ろの所に日よけがついているものを用意するように言われていました。
子どもの首筋は皮膚が薄いので、日焼けをすると痛くなりやすいようです。
日光をよけることで、暑さ対策にもなります。
私も外出時は日よけ帽子をかぶるようにしています。やはり帽子があるのとないのでは感じる暑さが全然違います。
小学校の登下校も頭への直射日光だけでなく、首筋まで防いでくれるような後ろにも日よけがついているものがおすすめです。
帽子用保冷剤
帽子だけでも暑さ対策にはなりますが、更にプラスアルファでお子様を守ってくれる心強いアイテムが「防止用保冷剤」です。
花形のものをよく見かけるのですが、サイズを関係なしに、帽子や頭にフィットして頭を効率よく冷やしてくれます。
帽子だけだと、直射日光は防げますが、中が蒸れてしまいますよね。
家の子どもも帽子をとると、お風呂上りかのように汗で髪の毛がびしょ濡れということがよくあります。
同じように、とても不快な思いをされているお子様も多いのではないでしょうか?
100円ショップにも置いてあるのを見かけるので、気軽に試せる100円ショップで探してみてくださいね。
ランドセルパッド
ランドセルパッドは、ランドセルと背中の間の蒸れを解消してくれる便利アイテムです。
背中に汗をかくと暑いだけではなく、服が張り付いて気持ち悪いですよね。
メッシュ素材の通気性抜群のものだったり、接触冷感素材でひんやり冷たいものなど、いろいろな素材のものがあります。
中には、保冷剤が入るポケット付きのものもありますよ。
また、キャラクターの絵が書いてあるかわいいものもネットで見かけました。
大好きなキャラクターが背中を守ってくれるのもうれしいですよね。
ぜひお気に入りのパッドを選んでみてください。
暑さ対策に有効な服装とは?
ここからは、登下校の暑さ対策に有効な服装について紹介しますね。
通気性の良い素材
暑さ対策で重要なのは、「衣服選び」と言っても過言ではないと思います。
せっかく暑さ対策グッズをうまく取り入れても、生地が厚い等、服装が暑かったら台無しですよね。
お子様の衣類に最もよく使われているのは、「コットン素材」ではないでしょうか?
通気性が高く、汗吸いも良いため夏の定番素材ですよね。
天然素材なので肌が弱いお子様でも安心して着用できます。
また、「リネン素材」もおすすめです。
汗で濡れてもすぐに乾くという特徴から夏にぴったりです。
汗をかいても衣類が体に張り付くことなく、さらりと切ることができます。耐久性も高く、何度も洗濯しても伸びにくいです。
そして、ポリエステル素材の服もよく見かけます。
息子の部活のユニフォームはこの素材でした。
こちらも速乾性に優れており、汗で体に張り付くことなく快適に着られます。
色々な素材のものがあるので、お子様の肌や用途に合わせたものが見つかるとよいですね。
白など日光を反射しやすい色
暑さ対策のため、白などの日光を反射しやすい色の服を選ぶと良いですよ。
この時期はテレビなどでよく、白と黒の服はどちらが熱を吸収するかなどという実験をやっているのを見ます。
結果は、白は太陽の光を反射するという結果が出ています。
服でも同じで、光を反射させ暑さを柔らげるようですね。
また、白は心理的視覚効果で涼し気に見せます。
自分も涼しく、周りにも涼しく感じさせる白い服はおすすめです。
通気性のあるスニーカー
お洋服だけでなく、忘れちゃいけないのが足元です。
メッシュ素材など通気性のあるものがおすすめです。
夏の足は蒸れてにおいも気になりますよね。
子どもが3人いる我が家の玄関も、帰宅すると「うっ…」となることがあります(笑)。
足のにおいは、古い角質や汗や皮脂などの汚れを餌に雑菌が繁殖するときに発生するそうです。
なので、夏のスニーカーは雑菌だらけなのです。
それを軽減するために、メッシュ素材のスニーカーを選びましょう。
通気性抜群で風を通すので蒸れ防止になります。
またナイロン製のものも通気性が良く、靴の内部に湿気がたまりにくいです。
足元も涼しい素材のものを選び、足の不快感やにおいとおさらばしましょう。
安全に登下校するためのポイント
ここからは、暑い夏でも安全に登下校するためのポイントについてお話しますね。
日陰や風通しの良い道を通る
できるだけ日陰や風通しの良い道を通るだけでも、暑さが違ってきますよ。
毎日登下校している通学路ですが、日陰と日向ではどのくらいの温度差があるでしょうか?
場所にもよりますが、高いと15℃くらい違うこともあるそうですよ。
登下校中のオアシスのような存在の日陰。
日陰がずっと続いている道を通って登下校できれば安全なのですが、炎天下の中歩くことも多いと思います。
そんな時は大きな木や、建物の影を探して一休みするようにしましょう。
友達と一緒に日陰探しをしながら登下校するのも楽しいと思います。
その時に風通しが良いところも見つけてみると良いですね。
流れるように吹く風を感じて、更に快適に登下校できますよ。
複数人で登下校する
登校班、下校班で登下校することも多いかと思いますが、複数人で登下校したほうが絶対に安心です。
途中で気分が悪くなった時に、お友達が助けてくれたり、近くにいる大人に助けを求めてくれるからです。
「もし子供が一人の時に、熱中症になって倒れてしまったら…?」
と考えると本当にぞっとします。
気づいてもらえず炎天下の中1人きりにならないよう、必ず複数名で登下校するように伝えておくと安心ですよ。
途中で水分補給する
学校まで距離がある場合、登下校の途中で必ず水分補給をするようにしましょう。
夏は汗をかいて体中の水分が失われるので、水分不足(脱水)になりやすいです。
子どもたちは、水筒をもって学校に行くのが多いと思いますが、うちの子は多めに氷を入れて持っていきます。
なるべく大き目の水筒に氷をいっぱい入れて持たせてあげてくださいね。
ただし、歩きのみは注意がそれて危険なので周りのお友達に声をかけてから、必ず止まって飲むように伝えておきましょう。
気分が悪くなったら途中で助けを求める
人間の体は体重の1パーセント程度の水分を失うだけで脱水状態になります。
そこですぐ水分補給をすればよいのですが、とらずに状態がひどくなると吐き気、めまいをおこします。
悪化すると命にかかわることも。
登下校中にもし少しでも「おかしい」と感じたら、必ず近くのスーパー、コンビニ、などの入りやすいお店に入って、お店の人に助けてもらうよう伝えておきましょう。
大丈夫と思って歩き続けるのは危険です。
お店がなかったら、近くの大人に助けを求めるように伝えておきましょう。
「こども110番の家」に登録されているお宅も増えてきています。
危険を感じた時や、助けを求めてきたときに駆け込むことができる家や施設のことです。
お店だけではなく、近所にあるそういったところも事前に親子で確認しておくと良いですね。
まとめ
この記事では、小学生の登下校の暑さ対策に有効な5つのグッズや、酷暑でも安全に登下校するため のポイントを解説しました。
紹介したアイテムや方法すべてを実践するのは難しいかと思いますが、いくつかの方法を組み合わせて試してみてくださいね。
関連記事
このブログでは、小学生に関する記事を他にも書いています。