「育児中の母親のストレス値は、ジャンボジェット機のパイロットと同じ値である」
という心理学の先生の言葉を聞いたことがありますが、育児中のストレスというのはそれほど大きなものなんですよね。
「育児主婦のストレス値はジャンボ機のパイロットと同じ」って言葉を頭の中で繰り返して自分をなだめてる。
— どこか遠くへ飛んでいきたい (@anatasamaganami) 2018年5月21日
当ブログはいつもはママ向けの記事を書いていますが、とても大切なことなのでパパさん達にも知ってもらいたく、この記事に関しては<パパ向け>となっています。
あなたは、「なぜママ(妻)はいつもピリピリ・イライラしているんだろう?」
と思ったことはありませんか?
実はそこには科学的な理由があったんです。
ここでは、
- ママのイライラやストレスの原因は何か?
- パパであるあなたにできることは何がある?
ということについてお話しています。
contents
育児ストレスの原因は何?ママが爆発する前に、パパが今すぐやるべき事とは?
私も子育て専業時代が5年ほどありましたが、
ずっと子どもと一緒にいることって、幸せな反面自分の自由に動ける時間が本当にないんです。
どんなに子どもが可愛くても、やはりストレスを感じます。
病気をしないように、ケガをしないように・・・
ママは常に細心の注意を払い、気を配っていますよね。
常に気を張り続けている状態です。
可愛い我が子と一緒にいるのにちょっとしたことでイライラしてしまう自分に嫌気がさすこともあります。
実はママのイライラには科学的な原因があったんです。
- なぜイライラするのか?
- どうしたらイライラを減らしてリラックスした気持ちになれるのか?
ということを次にお話しますね。
オキシトシンがママの心に影響している
オキシトシンは別名「愛情ホルモン」と呼ばれるもので、赤ちゃんを産む時や授乳の際にたくさん分泌されます。
子どもやパートナーへの愛情を深める働きがありますが、攻撃性を高めるという面もあるホルモンなんです。
野生動物でも、小さい子どものいる母親はとても気が立っているので、少し近づいただけでものすごく威嚇したりしますよね。
攻撃性を高めることで外敵から赤ちゃんをしているのです。
実はこの働きが、人間の母親にも備わっているんです。
そのため、不快なことがあると攻撃的になってしまうんですね。
例えば、パパが育児に協力してくれない等のような不快な状況になると、パパが攻撃性の対象になってしまい、その結果夫婦関係に亀裂が入ってしまうこともあります。
事実、0〜2才の子どもを持つ夫婦の離婚率が一番高いという統計があります。
育児中は休憩がないからストレスが解消されない
子どもがいれば一日中やることが途切れることはほとんどありません。
例え就寝中であっても、我が子が泣けば授乳やおむつ換えをしたり、トントンとあやしたり。
眠っていても子どもが泣けばすぐ反応できるように、どこかセンサーがオンのまま眠っているような、本当に熟睡していないような感覚があります。
育児中はホッと一息ついたり、気分転換をしたりすることが難しい状況が続きがちになります。
そうしたことの積み重ねが「育児ストレス」としてママの中にたまってしまうんですね。
半年育児して感じたこと
わかったこと1.妻妊娠中、身体の変化が激しいため見た目以上にケアが心身共に必要
2.出産はガチの命がけ
男は立ち会った方が良い
3.育児は楽しいし幸せ
4.育児は過酷
妻の睡眠時間をどう確保するか
家事は大項目で分けると少なく見えるがその実やる事が尽きぬ— しょーとく(sho-toku) (@shotoku_tv) 2019年4月20日
育児をママ任せにしない
どんなに仕事が忙しいパパでも、ママが家事育児をやって当然という態度では夫婦関係はどんどん悪化していきます。
感謝の気持ちを伝えよう
実際に家事育児を一緒にできない場合でも、
「ありがとう」
「いつも任せきりでごめんね」
「頑張ってるね」といったいたわりの言葉は欠かさないようにしましょう。
この一言があるかないかで、ママのパパに対する気持ちは180度変わってきます。
パパ自ら進んで育児をする
もちろん、休日や早く帰宅できた日には指示待ちではなく自分からどんどん家事や育児をやりましょう。
「手伝う」ではなく「自分からやる」という意識が大切です。
パパが戦力にならないと、ママは休むことができません。
パパにできないことは、母乳をあげることくらいで、あとは何だってできます。
「ママじゃないとダメ」なんてことはありません。
ママにできることは、パパにもできます。
「僕にはできない」とすぐあきらめるパパは戦力にはなれません。
ママだって、最初はできない。
でも、可愛いわが子のために、必死で調べたり、無我夢中でこなしてきたから身についただけなのです。
パパも、必死になって、できるようになるまでやりましょう。
「できない」のではなく、「できるようになるまでやる」のです。
そういうカッコいいパパのことをママはとても頼りにしてくれますよ。
ママの話に真剣に耳を傾け、一番の相談相手になろう
育児中のママの1日はとにかく過酷です。
可愛いわが子と過ごす時間は幸せなものですが、育児は「楽しい」だけでは済まされないことがたくさんあります。
小さな命を守るため常に気を張り、次々起こる事態に判断・選択を迫られ、それと同時進行で家事をこなさなければいけない。
ママは一日のほとんどの時間、ストレスにさらされている状態です。
その中でも、ママがリラックス状態になるときがあります。
一つは授乳タイムです。
可愛い我が子を抱き、触れ合いながら穏やかな時間を過ごせる授乳タイムは、ママもリラックスできるんですね。
(ただし、母乳の場合は体力・栄養・水分も同時に奪われていることもお忘れなく。。。)
そしてもう一つ、ママがリラックス状態になるのが「パパと話し合っているとき」なんです。
どんなに忙しいパパも、これだけは疎かにしてはいけません。
話を聞くときは、ちゃんと聞いてください。
くれぐれも、上の空で聞いたり、TVに気を取られていて半分も聞いていない、、なんてことはしないでくださいね。
そして結論や解決策を示そう!と思うのではなく、
「ウンウン」
「それは大変だったね」
「そんなことがあったんだね。いつもありがとう」
というように、話を聞く、受け止めるということに徹した方が良いです。
もしママが悩んだり迷ったりして相談している場合は、一緒に考えてあげてください。
育児は孤独なものなので「一緒に考えてくれる人がいる」ということはとても安心感が得られるのです。
育児ストレスの原因を知って、今すぐ行動しよう
今回は、「育児ストレスの原因は何?ママが爆発する前に、パパが今すぐやるべき事」
というお話をしました。
育児中のママはストレスにさらされている状態なんだということがお分りいただけたでしょうか?
育児のストレスはなくなるものではありませんが、パパの対応次第でママのストレスを軽くすることができます。
最後に、ママを育児ストレスから救うためにパパが今すぐするべきことをまとめておきます。
- ママの話をしっかり聞き、なぜイライラしているのかを理解する
- 育児をママ任せにせず、パパも育児の過酷さを知る
- ママが一人で休める時間を作る
育児の大変な時にちゃんとママに向き合い、パパにできることをすれば信頼関係が深まり、より良い夫婦関係に発展できるので頑張ってくださいね。
頑張るパパを応援しています。
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