- 毎月赤字になってしまう
- 家計を黒字化させる方法が知りたい
- 赤字家計を脱出する方法が知りたい
- 赤字のため貯蓄が増えなくて不安
こんなお悩みはありませんか?
毎月赤字となると不安になるし、一生懸命頑張っているのに何がいけないんだろう?
と悩みますよね。
あなたは、
「収入が低いから赤字になっても仕方ない」
「ボーナスで補填するからまぁどうにかなるか」
なんてあきらめちゃっていませんか?
あきらめてしまったらいつまでも赤字から脱出することができません。
このような状況でも、ここで紹介する家計管理方法を取り入れることで毎月赤字家計を脱出して、貯金ができる黒字家計に生まれ変わることができます。
あきらめるにはまだまだ早いです。
毎月赤字で「どうしよう?」と悩むのはもうおしまいにしましょう。
contents
毎月赤字で「どうしよう?」になるのはなぜ?
毎月赤字で、「どうしよう?」となってしまうのはなぜでしょうか?
毎月赤字になる理由は単純で、「収入に対して支出が多いから」ですよね。
理由はとってもシンプルなんです。
それなら、赤字を改善するためには、収入より支出が多くならないようにすれば良い。
ただそれだけなんですよね。
解決方法も至ってシンプルです。
・・・でも、それがうまくいかないから毎月赤字で「どうしよう?」と悩んでるんですよね。
収入の少なさが原因なのか?
支出の多さが原因なのか?
両方なのか?
毎月赤字になる原因によっても対策は変わってきます。
では、どうしたら赤字家計を脱出して黒字化できるのか。
さっそく説明していきますね。
毎月赤字でどうしよう?からの改善方法【支出が多い場合】
毎月赤字で「どうしよう?」になってしまう家計の改善方法。
まずは「支出が多い場合」について説明します。
まずは収支の現状を把握しよう
まず、家計簿はつけていますか?
つけていても、ただつけるだけで終わっていませんか?
収支のバランスを見たり、赤字が出た原因は何なのか、分析してみたりはしましたか?
まずは家計簿をつけて、
- 毎月の収入に対しての支出はいくらか?
- 削減できるところはどこか?
- いくら削減したら黒字化できるのか?
といったことを一つ一つ確認する作業が必要になります。
こうやって現状を把握することから始めましょう。
\家計簿初心者にぴったり!/
お金の使い方を見直そう
では家計簿をつけて支出の内訳が明らかになったら、実際にどこを削減・節約するのかを考えていきましょう。
まず考えるべきは「固定費」です。
固定費は、一度安くしてしまえば、そのあとは何もしなくてもずっと安い状態が続くという世界一簡単な節約方法です。
まずは固定費を見直しましょう。
固定費は、主に、
- 家賃
- 自動車費
- 通信費
- 保険
などです。
こちらの記事では具体的な節約方法をご紹介しています。
合わせて読んでみてくださいね。
>>【家計】専業主婦家庭でも貯金できる!「貯蓄体質」になる方法【やりくり】
まずは固定費の削減をして、それから次にやりくり費(食費や被服費など)の節約に着手するようにしましょう。
予算内で生活する習慣を身につけよう
冒頭でもお話しましたが、赤字になる理由はとてもシンプルで、「入ってくるお金より出て行くお金の方が多いから」ということでしたよね。
なので、生活費の費目ごとに予算を組んで、その予算を越えないようにしましょう。
全ての費目で予算内に抑えることができたらその月は黒字ということになるので「毎月赤字」を脱出できます。
なので必ず予算を決めて、その範囲で生活するようにしましょう。
家計簿をつけてみると、どの項目が支出が多いのかが一目瞭然になりますよ。
先取り貯金をして貯蓄しよう
毎月の赤字を出さない家計を目指すのと同時に、貯蓄できる家計づくりをすることも必要です。
まずは収入の1割を貯めたいところですが、最初は少額からで良いので貯蓄する習慣をつけましょう。
その際のポイントとしては、お給料が入ったらまず最初に貯蓄分の金額をすぐに別口座に移してしまってください。
例えば、給料日に口座Aに20万円入ってきたとします。
そのうち2万円を貯金に回すという場合、口座Bに2万円を移動させるんです。
この場合、その月に使えるお金は「18万円」となります。
毎月このように繰り返していくことで、1年間で24万円の貯金ができます。
さらにボーナスからも貯金に回せば、もっと多くの貯金を作ることができます。
先取り貯金の方法としては、
- 自分で別口座に移動させる
- 銀行の積立定期預金を利用する
- 会社の財形貯蓄を利用する
といったやり方がありますので、あなたに合う方法でやってみてくださいね。
毎月赤字でどうしよう?からの家計改善方法【収入が低い場合】
毎月赤字でどうしよう?という家計の改善方法。
次に、「収入が低い場合」について説明します。
生活コストを下げる
収入が低いことが原因で赤字になってしまっているという場合、収入アップを考える前に、まずは生活コストを下げることを考えてみましょう。
収入を上げることはそう簡単なことではありませんよね。
仕事の時間を増やしたり、掛け持ちをしたり、転職をしたり・・・
なんらかの負担が増えることが考えられます。
でも、生活コストを低くすることができたら、そのような大変な思いをしなくてももっとラクに赤字を改善させることが可能になります。
例えば、
- 家賃の安いところに引っ越す(ー2万円/月)
- 車を手放す(ー2万円/月)
- 格安スマホに変更する(−3000円/月)
このようにして生活コストを下げた場合、月々43000円も浮くわけですよね。
どうしても削れないという部分は無理に削減する必要はないですが、「ここは思い切って削減しても何とかなるな」と感じる部分は、どんどん削減していきましょう。
そうすることで、さらに働いて収入を増やすことに比べてラクにお金を「生み出す」ことができますよ。
転職して収入アップを目指す
それでも、
- もうできる限り削減したけれど赤字になってしまう
- もうこれ以上、削れるところが見当たらない
- そもそも収入が低すぎる気がする
という場合は、支出を減らすのも限界があると思うので、収入を増やすことを考えましょう。
- あなたが専業主婦の場合はパートに出る
- 現在パートの場合は勤務時間数を増やしたり、正社員を目指す
- 正社員の場合は資格やスキルを身につけることでキャリアアップ・給料アップを目指す
- キャリアアップ転職をする
といった方法で収入アップを図っていきましょう。
ちなみに転職をする場合は、転職サイトを利用する方が良いです。
あなたが希望する仕事が、一人で探すよりはるかに効率よく探すことができるからです。
さらに、企業からあなたへのスカウトを受けることができる「オファー機能」もあります。
何もせず現場に不満を抱えているより、良い条件の仕事があればいつでも転職できるという状況を作っておく方が良いです。
在宅ワーク(副業)をする
外に働きに出る以外にも、いまは在宅ワークもいろいろな種類があります。
在宅ワークであれば、小さい子がいてなかなか働きに出られなかったりする場合でも家にいながら収入を得ることができるのでぜひ活用していきましょう。
サラリーマンの副業としても良いです。
在宅ワークについて詳しくは、子育てしながら稼ぐ方法!安心して始められる主婦向け在宅ワークの記事内で詳しくお話していますのでご覧ください。
毎月赤字どうしよう!「貯金なし」の場合の対処法
赤字家計どうしよう?
赤字だし、しかも貯金もない!
という場合の対処法をお伝えしますね。
まずは、一時的にでも生活コストを思い切り下げて貯金を作ろう
今の状態から脱出するためには、まずは一時的に「生活コスト」をできる限り下げることが必要です。
- 家賃の安いところや実家への引っ越し
- 車を手放す
- 格安スマホに変える
- 今は衣類は買わない
こういった思い切った行動が必要です。
一度思いっきり生活コストを下げてしまって、それで浮いたお金を貯金するという荒療治が必要になります。
そして最低限の貯金(お給料1ヶ月分)を作ってしまいましょう。
急に病気になって働けなくなった、など何らかのアクシデントがあったときに、この貯金があるかないかで全然変わってきますので対応を急ぎましょう。
ちなみに、貯金なしで毎月赤字で「どうしよう?」となると、カードローンや消費者金融に手を出してしまう危険が高まりますよね。
ですが、こういったものには手を出さないようにしましょう。
金利が上乗せされるので損な上、返済にも困ってしまうことになりさらに赤字が膨らんでいくという悪循環に陥ってしまう可能性が高いです。
カードローンや借金は早く返済して貯金できる土壌を作ろう
カードローンや借金がある場合、その返済に追われてしまってなかなか貯金に回せるお金が残らないですよね。
なので、まずは固定費削減などで生活コストを低くして生み出したお金で、カードローンや借金を返済してしまいましょう。
(ただし、住宅ローンは金額が大きいのでここには含みません)
そうすることで、次からは返済に充てていたお金を貯金に回せるようになります。
【毎月赤字どうしよう】家計やりくりが嫌にならない考え方
毎月赤字の家計でやりくりが嫌にならないための考え方を紹介します。
収入の中から貯金をして、やりくりをして、赤字にならないように・・・
と頑張っていても、うまくいかないこともありますよね。
そうすると、だんだん嫌になってきたりすることもあります。
でも、少し考え方を変えるだけで驚くほど気持ちを楽にすることができるんです。
年単位で考えよう
家計は、年単位で考えましょう。
例えば毎月20万円の予算内でやりくりしなければいけないとします。
しかし、月によって支出にバラツキがあり、以下のような支出になったとします。
月 | 支出 |
1月 | 180000円 |
2月 | 210000円 |
3月 | 190000円 |
4月 | 220000円 |
5月 | 185000円 |
6月 | 215000円 |
7月 | 200000円 |
8月 | 180000円 |
9月 | 220000円 |
10月 | 205000円 |
11月 | 190000円 |
12月 | 195000円 |
合計 | 2390000円 |
このように、20万円より多い支出になってしまう月があったとします。
2月の支出は210000円なので、20万円の予算と比べると「1万円の赤字」となりますよね。
この月だけ見ると確かに赤字です。
でも、その前後である1月は180000円、3月は190000円と、いずれも黒字で、「毎月赤字」ではないですよね。
なので2月の赤字分は、1月や3月の黒字分で補えることになりますよね。
そして年間支出の合計は239000円なので、年間予算(20万円×12ヶ月)の24万円以内に収まっています。
なので、赤字月があったとしても、年間のトータルで見たら黒字なんですね。
このように全体で把握することもできますので、1回の赤字が出たからといって落ち込む必要はありませんよ。
できれば毎月黒字になるのが理想ですが、あまりシビアに考えすぎても続かなければ意味がないので、無理のないやり方で頑張りましょう。
やりくり費の中で補い合う
同じように、支出の内訳もこのような考え方ができます。
例えば、
食費予算・・・・4万円
レジャー費予算・・・・2万円
だったとします。
そして実際の支出が
食費・・・・43000円
レジャー費5000円
だとします。
すると、食費は予算4万円に対して43000円の支出なので3000円の赤字になりました。
しかし、レジャー費は2万円の予算に対して5000円の支出なので15000円の黒字です。
すると、食費単体で見ると赤字でも、「食費とレジャー費」セットで見ると12000円の黒字ということになります。
このように、一つ一つの項目でシビアに見るよりも、「全体として赤字になっていないか?」ということを意識したほうが、気持ちの上でも楽になりますし、やりくりとしてもやりやすいかなと思います。
毎月赤字家計の「どうしよう?」を解決!
毎月赤字で「どうしよう?」という状態を脱出し、黒字化させる方法についてお話しました。
ここで紹介した方法の中から、すぐにできそうなことから取り入れていきましょう。
そうすることで毎月赤字で「どうしよう?」と悩んでいた家計を、黒字家計に変えていくことができます。
他にも家計やりくりに関する記事を書いていますので、合わせて参考にしてもらえると嬉しいです!
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