
- 転居が決まったら、気になるのが子どもの保育園の転園のことですよね。
- 転園ってできるの?
- 転園の手続きはどうするの?
- 引っ越し先で保育園の空きはあるのかな?
- 遠くに引っ越す場合は、どうやって園選びや申し込みをするの?
こういった疑問がたくさん浮かんでくることと思います。
最初はわからないことでたくさんですが、いくつかのポイントを押さえておくことで、スムーズに進めることができますよ。
知らないうちに、申し込み期日をすぎてしまっていた!
なんていう失敗がないように気をつけていきましょう。
転居の際の転園手続きはどうすれば良い?進め方のポイントまとめ
転居先で新たな保育園を見つけ、スムーズに転園するためには事前の準備が重要です。
リサーチをしっかり行って進めていきましょう。
でも、リサーチって何からしたら良いの?
何をリサーチしたら良いの?
手続きがたくさんありそうで、何からしたら良いのかわからないですよね。
わたしも今引っ越しに向けて保育園転園のためのリサーチ・準備をしているので、それをもとにあなたにお伝えしますね。
転居が決まった!保育園転園のためにまずは情報収集しよう
転居先の市町村のホームページで保育園入園情報を見る
まずは転居先の市町村のホームページの「保育園入園」について書かれたページをしっかりと目を通してください。
内容は自治体によって異なりますが、必要な情報が大まかに載っていることと思います。
(京都市ホームページより)
↑このようなページですね。
これは京都市ホームページの画像を引用していますが、あなたは転居先のホームページをご覧になってくださいね。
こういったページに
- 入所に関する案内
- 申し込み方法
- 保育園一覧
- 保育園の利用について
このような大切なことが記載されていますので、まずは目を通してください。
特に、
- いつまでに申し込めば、希望の月から入園できるのか?(締め切りはいつか?)
- 提出書類は何が必要で、いつまでに提出するのか?
- 書類は市役所まで持参しなければいけないか?(郵送等OKか?)
こういったことはしっかりと確認しておかないと、ミスってしまったら申し込みに間に合わなくなります。
マズイです。
気をつけましょう。
申し込み書類は何が必要か把握する
必要な申込書類は、申し込み書のほか、保育が必要な理由によって提出しなければいけない書類があります。
現在の保育園に入園する際にも提出したかと思いますが、自治体によって必要書類が変わることがあるので必ずチェックしてくださいね。
(京都市ホームページより)
(※これは京都市の場合です。
転居予定の自治体のホームページで必ず確認してください。)
このように、例えば保育が必要な理由が「就労」であれば就労証明書が必要。
というように自治体によって決まっていますので、直前になって「書類がそろっていない!」とあわてないようにしたいですね。
気をつけます!
転居先の市役所に、入園申し込みについて問い合わせる
ホームページのチェックが終わったら、次に転居先の自治体の市役所に電話して問い合わせましょう。
このときに、
- ホームページを見てもよく分からなかったこと
- よく確認しておきたいこと
- その他、何か気になること
こういったことを遠慮なく聞きましょう。
できれば早めに書類も準備していくほうが良いです。
書類はホームページからダウンロードできるのか?
もらいにいくor郵送してもらう必要があるのか?
ということを確認し、早めに準備に取りかかりましょう。
自分に言い聞かせています。
耳が痛い(笑)
転居先で子どもを入園させたい保育園を決めよう
転園手続きの流れが分かったら、保育園選びに取りかかりましょう。
こちらも早いほど良いです。
保育園選びをする
まずは自治体のホームページの保育園一覧や、それぞれの園のホームページを見て、候補を考えていきましょう。
子どもに合う保育園か?
転居先の自宅からは近いか?
職場との距離は?
など考えて候補をいくつか挙げてみましょう。
保育園見学に行く
転居先の園選びって難しいですよね。
近所ではないので、ママ友からの情報なども入りにくく、園の雰囲気すらわかりませんよね。
なので、遠くて大変ですが、可能であれば一度は見学に行くことをオススメします。
見学に行くと、本当にたくさんの情報を得ることができます。
「実際に見る」こと以上に分かりやすい手段ってないですからね。
ただ、そう何度も見学のために転居先には行けないと思います。
なので、見学に行く際は候補を2〜3園に絞り、できる限り1日で済ませられるようにしましょう。
園への滞在時間を短くし、短時間で園を回るのが良いです。
引っ越し先の市役所へ入園申し込み書類を持参する
書類の提出方法は、
- いつまでに?
- どこに?
- 何を?
- どうやって?
提出するのかの確認が重要です。
市によっては、「窓口に入園されるお子さんと一緒に来てください」なんていうところもあります。
(県外在住の場合は郵送や、今住んでいる市を通しての申し込みが可能な自治体もあります。確認しましょう。9
期日までに必要なことをしないと、そもそも申し込みを受け付けてもらえないので要注意です。
転居先の保育園が満員で入れない!そんな時の対処法って?
引越しが決まり、新しい土地での仕事も見つかったのに、保育園に入れない!
となったら困りますよね。
そんなときの対処法をお伝えします。
公立幼稚園に入りながら待機する
保育園に入れないような激戦区でも、公立幼稚園なら入れるというところも多いです。
公立幼稚園は、保育園ほどの保育時間の長さはありませんが、市によっては
- 17時頃までの預かり保育
- 夏休みの預かり
などを実施しているところもありますので、工夫次第では働くことも可能です。
ただ、市によって預かりの時間など変わってきますので確認しておいてくださいね。
認可外保育園を検討する
認可保育園に入れなかった場合でも、認可外保育園なら空きがある。
という場合もあります。
認可外保育園は、各保育園によって運営や方針、保育内容も色々なので、必ず見学に行くようにしてくださいね。
私が今勤めている保育園も「認可外」ですが、保育士さんたちはみんな暖かく、子どもたちも安心してのびのびと過ごしています。
「認可外イコール良くない」というわけではありませんので、認可に入れなかった場合は検討してみても良いと思います。
一時保育を利用する
保育園に入園できるまでの「つなぎ」として、一時保育を利用する手もあります。
ただ、同じような理由で一時保育を利用する方が多い場合は、一時保育も狭き門になっていることがあるので要注意です。
ファミリーサポートを利用する
例えば、公立幼稚園に入園させたけれど、どうしてもお迎えが間に合わない日がある。
といったときに、お迎えをファミリーサポートさんに依頼する。
という方法もあります。
ファミリーサポートさんは、市によりますが、だいたい1時間に800円くらいはかかるので、「どうしても無理」の時だけお願いする、といったような利用の仕方が良いかなと思います。
祖父母を頼る
近くにいたら何かと頼りになるおじいちゃん・おばあちゃん。
こちらも、常時頼るのは難しいと思うので、「どうしても!」の時に、送迎をお願いしたり、子どもを預かってもらう方法が良いですね。
転居が子どもに及ぼす影響は?どんなケアが必要?
引越しをして環境がガラッと変わるというのは、子どもにとっても大きな変化です。
どんなことに気をつけたら良いでしょうか?
不安を感じ、新しい園への登園を渋る子もいる
転園をすると、友達がいない状態からのスタートです。
初めは泣いたり、イヤだ行きたくない。。。
と登園を渋ることがあるかもしれません。
とはいえ子どもの適応能力は高く、すぐに友達ができて楽しく通えるようになりますので、しばらくは子どもの気持ちに寄り添って、無理をさせないようにしてあげたいですね。
慣れた環境や友達と離れるストレスがかかる
大人でも、住みなれた環境を離れ、友達や知り合いと離れるのはストレスを感じますよね。
子どもも同じようにストレスを感じますので、「子どもも頑張っているんだな」と認めてあげてくださいね。
お友達が早くできやすいように、休日は近所の公園へ出かけてみたり、思い切り体を動かして楽しいことをして気分転換をさせてあげたりすると良いですね。
事前に先生に、子どもの性格や様子を詳しく伝えておく
転園先の先生に、あなたのお子さんがどのような子なのかをできるだけ詳しく伝えておきましょう。
特に
- 「こんな時に不安になる」
- 「こういったことは苦手」
という情報が大切です。
家ではどのように対応しているか?、前の園ではどうだったか?の説明も加えておくとより良いです。
入園後も先生とこまめに様子を伝え合い、フォローする
入園前だけでなく、入園後も担任の先生とこまめに様子を伝え合いましょう。
「家ではこんな様子ですが、園ではどうですか?」
と積極的に聞いていきましょう。
送迎になかなか行けなくて先生に会えないという場合は、連絡帳や電話でも大丈夫なので、先生とあなた(おうちの方)の両面からお子さんをフォローしてあげるようにしましょう。
さいごに:引っ越しの見積もりも忘れずに
引越しが決定したら、早めに引越し業者を決めて予約しておきましょう。
特に3月などの繁忙期に引っ越す予定がある場合は、全然空きがない!
なんてことが起こります。
そうならないように、余裕を持って早めに動き出しましょう。
余裕があるうちに動き出すことで、いくつかの業者を比べることができます。
引越しは、新居のものをそろえたり、敷金や礼金が必要になったりしてお金がかかります。
引越し費用はできるだけ抑えるようにしたいですね。
さいごに
今回は、「転居の際の転園手続きはどうすれば良い?進め方のポイントまとめ」
というお話をしました。